朱 怡梅
マネジャー大手化学メーカにて樹脂材料と電子材料の生産技術を担当し、国内外の工場にて量産プロセスの設計や立ち上げ、改善に従事。IGPI参画後は素材メーカーにおける工場改革を目的としたものづくり可視化(工程分析、原価分析)、製薬メーカーにおける複数拠点の生産戦略再構築、改革構想策定、ハンズオン実行支援に従事
製造業を元気にするコンセプトに惹かれもの戦へ
入社前は化学メーカーの生産技術部門で量産プロセスの設計や立上、改善などに携わっていました。転職を検討し始めた理由としては、経営の目線を身に付けたいと考えたからです。もの戦の「製造業を元気に」するコンセプトに惹かれたことに加え、業界やソリューション軸といったセクターに分かれていないワンプール制を採用していることから幅広い経験ができる感じたため、入社を決めました。
入社後は生産戦略再構築、改革構想策定、ハンズオン実行支援やPMI支援に従事してきました。もの戦のみならず、IGPIカンパニー、日本共創プラットフォーム(JPiX)や先端技術共創機構(ATAC)のメンバーと共同でチームを組んでクライアントを支援しています。現在は上司と相談しながらではありますが、プロジェクトのアプローチやスケジュール設計、及び分析・資料作成からクライアントとのやりとり、報告を担当しています。
プロジェクトメンバー個々がサステナブルな
働き方を目指している
日々の業務の中では、上司・同僚をはじめ会社全体で多様な働き方に対する理解があり、実践されていると感じています。プロジェクトアサインにおいて、子育てに限らず、個々人のその時々の事情を踏まえた調整がされ、プロジェクト内ではチームワークを重視しており、クライアントに対してベストであることに加え、プロジェクトメンバーにとってもサステナブルな働き方を常に目指してしています。勤勉なメンバーが多く、喧々諤々議論を重ねてお互いを高め合う最高なチームがプロジェクト毎に形成され、一人ひとりが描いたキャリアプランを目指し、それぞれのペースで成長することが可能です。
異なる文化・環境での経験が活きる
様々な場面において、多言語はチャンスを広げる有益なツールであると実感しています。前職では国内外の製造部門管理職の方々との交流機会に恵まれ、その中で自身の能力不足・視野の狭さを痛感し、いち早く製造業管理の能力を身に着けたいと思い、転職を決意しました。現在のクライアントの多くは日本国内の製造業ですが、海外事業所や今後の海外展開に関わるプロジェクトも多く、海外市場、政策の動向や他社ベンチマークの調査において多言語を活用する機会が多くあります。上海やシンガポール等海外オフィスとの共同プロジェクトもあり、同僚の中には海外オフィスへ転籍する方もいます。
それ以上に、多言語の背景にある異なる文化・環境での経験は、他者への思いやりや一つの考え方に固執せず柔軟に多面的に物事を捉えるマインド面で、コミュニケーションの円滑化・活性化につながっています。そういった意味で、言語に限らず、多種多様な背景・経験を最大限有効活用できる環境がIGPIにはあると感じています。
経営の意思決定に携わる
現場の状況について経営指標などを通じて経営層に伝えたり、経営層の目標を現場の目標に落とし込むなど、経営と現場の間では「通訳」が必要な場面が多々あります。自在に通訳ができるまでの道のりは遠いですが、千里の道も一歩からです。もの戦で着実に積み上げた経験を用いて、それが経営の意思決定または現場のモチベーションに繋がることにやりがいを感じています。
製造業を元気にできる経営人材に
現場と経営の間で自在に目線を切り替えられるようになり、「製造業を元気に」できる経営人材となりたいです。プロジェクトの中ではメンバーやクライアントから気づきを得ることが多く、自分の中でのベストプラクティスを構築していきたいです。IGPIは比較的規模の小さいコンサルファームですが、グループ全体では幅広いプラットフォーム(JPiXやATACなど)があり、一人ひとりに多くの機会があるため、これを活用しつつ自己研鑽していきます。