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若手社員対談[後編]

IGPIものづくり戦略カンパニーの若手とベテラン社員で、入社理由や実際に働いた感想、今後のキャリア等のテーマで対談しました。

IGPI社内のコミュニケーションはどんな感じですか?

橋本

上下関係がなくて、風通しがよく、気軽に相談できます。何かわからないことがあると、社内の専門家に聞けますし、社内に詳しい人がいなければ、社外の人を紹介してくれる。この前は、経済産業省のトップ層に話をつなげてくれました。特にパートナーの方々の人脈の広さは、IGPIでのコミュニケーションの特徴だと思います。

高津

基本的に誰と話してもコミュニケーションは円滑にできます。あとは、想像力が豊かな人が多いですね。相手の置かれている状況を想定して、即座にその人に合わせた対応をしてくれます。

中川

門戸は常に開かれ、ほしいものはどこにでも転がっていて、やろうと思えばできる環境だからこそ、より自分次第かなと。良いものをつかもうとする人がつかみとれるので、プロアクティブさが大切です。

加藤

プロアクティブに聞きに行けば、ちゃんと答えてくれますし、上の人がめちゃくちゃ見てくれているので、悩んでいると、声かけしてくれます。プライベートも含めて話をするきっかけをつくってくれるのです。

コンサルタントはクライアント先で仕事することが多く、顔を合わせる機会がなかなかありません。さらに入社当初は、目の前の仕事に追われて、悩みも多い。コロナ禍でリモートが増える中で、組織としても相談に乗れる環境を整えて、ケアしようと気にかけてきました。メンター制度も始めたので、お互いに関係を深めてほしいですね。年2回の合宿には海外拠点の人も集まるので、コミュニケーションはグローバルにとっていくといいと思います。


嬉しかったエピソードを教えてください。

加藤

最初のプロジェクトでは、飲み会の席でお客様から「加藤君には数字のことは全部任せられるね。コミュニケーション能力も高い」と言っていただきました。前職から磨いてきたことが規模の大きな会社でも通用し、領域ごとそっくり1人で任せられるレベルだと、お客様の目線で評価していただけたことは自信になりました。

中川

直近のプロジェクトは、最初あまりうまくいかなくて、しんどい数カ月間を過ごしました。お客様にどう伝えれば、理解してもらえるのか、プロマネと作戦会議をしました。そして、お客様に合わせにいくのではなく、あるべきところに着地させて、プロジェクトが前に動く瞬間を経験できたのです。そこまで関わるのがお客様を相手にした仕事か、これが実行かと実感しました。

橋本

最初にアサインされた新規事業の立案のプロジェクトでは、お客様とひざ詰めで、市場ニーズを探り、需要がある業界や企業について仮説を立ててヒアリングし、市場開拓を行いました。その後、ローンチのタイミングでテレビに取り上げられたのです。コンサルの仕事は表に出ませんが、自分がやったことの影響を生で実感できました。

高津

私は現状、シニアから切ってもらったタスクをこなしている段階です。しっかりと見てもらい、かつ、スピーディーに進むので、先週できなかったことが今週できるようになって、小さな成長が感じられます。つらいこともあるけれど、日々小さな喜びを積み重ねて、クライアントに貢献できるコンサルタントに早くなりたいです。

プロジェクトの最後に感謝されることはよくありますが、若いときは毎日、嬉しいことが必ずあります。たとえば、お客様とのミーティングで、この話をしてよかったと思ってもらえる。そこにある小さな「ありがとう」を感じ取れると、つらさがなくなる。それが積み重なって、プロジェクトの節目ごとに大きな「ありがとう」になって、それが表面的ではなく「あなたとまた一緒に仕事がしたい」となれば、本当に嬉しいことですね。


IGPIはどういう人が向いていますか?

加藤

自分事としてプロジェクトとして完遂できることに喜びできる人だと思います。

橋本

製造業に興味のある人、経営と泥臭い現場のどちらも見て経験したい、そういうプロフェッショナルになりたい人には向いているし、来てほしいです。

中川

素直。これが絶対の条件です。いろいろな人がいて、チャンスもたくさんあるので、心理的な障壁が低い人のほうが気楽だと思います。

高津

必要な素質や特性があっても、私には無理だと一歩踏み出せない人もいると思います。けれど、できるから、ぜひ踏み出してと、背中を押したいですね。

日本の製造業は失われた30年と言われる中で、どうにかしたい、世の中を変えたいという気持ちと、自分は常に成長したい気持ちがあれば、支援体制もあるので何とかなります。そういう価値観を持ち、成長へとプロアクティブに動ける人にぜひ来ていただければと思います。


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