日本企業の“ものづくり”をリスペクトするメンバーが、日本の製造業を強くしたいという志のもとIGPIというプラットフォームに集いました

近年、製造業を取り巻く環境は一段と複雑化しています。カーボンニュートラルに関連する産業構造・ビジネスモデルの変化、完全にグローバル化されたサプライチェーンに大きく影響する各国規制や地政学リスクも踏まえた対応等、常に変化を捉え最適解を更新・進化し続ける経営の柔軟性が求められています。

我々メンバーの多くは “ものづくり”の本質を理解する製造業出身者で、IGPI参画後、クライアント企業の新たな歴史を切り開く瞬間（事業再生、グローバル構造改革、製品ポートフォリオの大転換等）に数多く立ち会って参りました。

その修羅場にて様々な意思決定の局面を経験し、平時・有事のいずれにおいても、ものづくり現場に対し実効性の高い改革を伴奏支援した豊富な実績がございます。

そこで培われたインダストリー、バリューチェーン、ファンクションを縦横無尽に議論・検討できるケイパビリティと経験こそが、激しく変化し複雑化する今後の製造業を支える人材として重要になると考えております。

日本の製造業と共に、あらゆる角度（コンサルティング、投資、実経営等）で共闘可能な人材を輩出できる少数精鋭のプラットフォーム――それがIGPIものづくり戦略カンパニーです。

カーボンニュートラル達成に向けた電動化や再生可能エネルギーの導入拡大、地政学的な観点による半導体への政策的投資など、産業構造の大変革が起こっております。失われた30年以前の競争力を取り戻すのではなく、これからの30年で産業構造を新たに構築する時代に突入しております。

IGPIものづくり戦略カンパニーは、経営と現場を繋ぎ⇒変革する「タテの改革」と、バリューチェーンを繋ぎ⇒変革する「ヨコの改革」という、タテ×ヨコ改革を少数精鋭で実行して参りました。この改革の実行力こそが、我々を唯一無二の存在たらしめる強みです。これまで我々はこの強みを活かし、自動車、マテリアル、機械産業を中心とした多様な企業のコーポレートトランスフォーメーション（CX）に伴走支援して参りました。

これからの30年に向け、これまで企業に適用してきたタテ×ヨコ改革を産業全体へ展開すべきと考えております。すなわち、インダストリアルトランスフォーメーション（IX）への適用です。我々はCXに取り組む企業に伴走するだけでなく、IGPIグループのヒト/チエ/ネットワークと連携しながら、IXも主導できる組織体を目指しています。